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萩焼

古来から陶業の地であった萩(現山口県萩市)に今日の萩焼が誕生したのは、毛利氏が関ヶ原の戦い(1600年)に敗れ、萩に本拠地を移した際、萩藩主毛利輝元公の命により、朝鮮半島より召致した陶工、李勺光・李敬が朝鮮陶を伝えた慶長9年(1604)と云われております。
江戸時代(1603年~1868年)、御用窯として藩の手厚い保護を受け、明治維新以降も、愛好同人の支援により、また歴代工匠の弛まない精進により、伝統を守りなが現在に至っております。
萩焼の特長は柔らかな風合いと素地にあります。また高い浸透性を持ち、使い込む程に貫入が入り色調や景色が絶妙に変化してゆく様は「萩の七化け」と呼ばれています。茶の湯の世界では「一楽(楽焼)・二萩(萩焼)・三唐津(唐津焼)」と称せられ、珍重されてきました。
※御用窯・・・江戸時代、藩が献上品や藩の什器などを焼かせた藩窯のこと